職人によって進化するサファイア

サファイアは赤や黄色をしているものもありますが、一般的に知られているものといえばブルーのサファイアです。
蒼玉・青玉とまでいわれており、サファイアがもつブルーは、昔から多くの人を魅了してきました。
特に職人の手によって丁寧に作られたサファイアの手作り指輪は、見た目の美しさから最も人気が高いアイテムと言えます。

サファイアの産地はインド・タイ・ミャンマー・オーストラリアなどです。
中でも有名な産地はインドのカシミール地区で、サファイアの中でも最高峰と言われている「コーンフラワーブルーサファイア」が採れる所として知られています。
コーンフラワーブルーサファイアが醸し出す青には不思議な魅力があり、一度見ると忘れられません。
見る人の心を見透かすようなブルーは、自然が作り上げた最高傑作でもあります。
またミャンマーから発掘されたサファイアも、世界的な評価は高いです。
恐ろしいほどの透明感があり、輝きに関してはダイヤモンドと肩を並べるほどです。

しかし現時点においてインド・ミャンマーでは、最高級のサファイアは発掘されていません。
現在市場に出回っているサファイアの多くは、スリランカで採掘されたものです。
高品質のサファイアにお目にかかることは、奇跡が起きない限りは不可能です。
でもその奇跡を可能にするのが、職人です。
どんなに質の悪いサファイアであっても、職人の手にかかれば超一流のサファイアへと進化するのです。

職人の技術が凝縮されたアイテムは数多くありますが、最も顕著に出ているのが手作り指輪でしょう。
サファイアの青が引き立つように緻密に設計された手作り指輪のデザインには、頭が下がります。

またサファイアは、日本人の肌に馴染む宝石としても知られています。
何の宝石を選べば良いのかもし悩んだのならば、サファイア一択です。
職人は「妥協」という言葉を排除し、身につけた者がより輝けるように作られています。
こうして作られたサファイアの手作り指輪は、正に芸術品です。

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