職人が手がけている手作り指輪は幾つかありますが、中でも人気が高いのはダイヤがあしらわれている職人によって生み出された手作り指輪です。
ダイヤは、宝石についてあまり知らない人でも知っている超有名宝石です。
見た目の華やかさや光に反射時に見せる美しさは、言葉に言い表せません。
ではダイヤとは、具体的にどういう宝石なのでしょうか。
ダイヤモンドとは炭素の集合体で、地球で最も固い鉱物です。
ダイヤの産地はロシア・南アフリカ・アンゴラ・ナミビア・ボツワナ等です。
特にボツワナはダイヤが発掘されたことにより国が潤い、国の発展ぶりは「アフリカの奇跡」とも呼ばれました。
ダイヤは地球で最も固い鉱物であることから、手作り指輪だけでなく工業目的で利用されています。
身近なところではガラス切り・かつてはレコードの針にもダイヤモンドが使われてきました。
更には研磨剤として、ダイヤが使われることもあります。
ただダイヤが最も輝くのが、装飾品の類でしょう。
特に手作り指輪は、職人がダイヤが最も輝く形を研究し尽くして生み出された作品です。
生み出された作品は大変美しく、指輪に興味がない人でもつい見とれてしまうほどです。
ダイヤが輝くかどうかは、ダイヤモンドのカットにかかっています。
ダイヤのカットには色々な種類がありますが、中でも一般的なカット法といえば「ラウンドブリリアントカット」でしょう。
中央部分は丸くカットされ、放射線状にカットされたものを言います。
文を読んだだけではピンと来ないかもしれませんが、典型的なダイヤモンドの形です。
ラウンドブリリアントカットは、ダイヤの中に入る光の反射を緻密に計算されて生み出されたものです。
ダイヤの価値を決めるのは、カット技術にかかっていると言っても過言ではありません。
ダイヤのカットは数ミリ・数マイクロミリでもずれてしまうと、ダイヤの価値はなくなってしまいます。
数マイクロミリ単位で正確に磨き上げられたダイヤは、職人の技術が凝縮している宝石とも言えます。